会社との距離感【利用されつつ利用する】
長く会社勤めをしていると、他の会社の人と接点を持つ機会が増えます。
そしてそれは会社の為にしかならないと思いがちですが、実は自分のチャンスを作る機会だったりもします。
今回は、せっかく会社で働いてるなら利用できるものは利用した方が得だよね?という話です。
脱社畜
これからの時代、“会社に依存するのは危険だ"とは何度も書いてますが、それは必ずしも"今すぐに辞めた方が良い"と言うことではありません。
私たち労働者も、人生の貴重な時間を会社に提供してる訳ですから、その分の見返りを求めてもバチは当たらないのではないか?と私は考えます。
働き方の多様化により以前に比べ、「社畜」という言葉自体も聞かなくなりつつありますが、会社の為にだけ働くのはもう止めにしませんか?
うまい距離感
会社勤めをするうえで、会社との「うまい距離感」を保つ事こそがストレスなく働くコツではないでしょうか?
距離感の取り方を間違ってしまうと、それが依存や不満につながってしまいます。
会社にあまり過度な期待をせず、それなりの仕事をする様に心がければ良いのです。
“それなり"とは置かれている環境や個人によっても違うので一概には言えませんが、簡単に言ってしまえば頑張りすぎない事ですね。
ポイントとして、キャパオーバーしない程度に仕事をこなし、会社には給与をもらう事以外は期待せずに関心を持たないこと。
期待しなければ裏切られないので、心を健全に保てます。
チャンスは社内よりも社外に
長く働いてると社内以外の人、すなわち他社の人と関わるシーンが多くなるのではないでしょうか?
これって実は、意外にも美味しいチャンスなんですよね。
同業他社、異業種、何でも良いです。
社外の人と付き合うのって、会社の為にしかならないと思いがちなのですが、自分の為にしてしまう事も可能なのです。
生き方や考え方、稼ぎ方を学ぶことも出来ますし、新たな人脈を形成する事だって可能です。
自分の会社では当たり前だと思ってた事が、他社では全然違う。
なんて事が実に多くてビックリします。
狭い世界での常識を捨て、新たな世界への道筋を作るチャンスだと思いましょう。
“会社対会社"から"人対人"へ
他社の人と会社間での付き合いをしてるのであれば、それを更にどうするかは自分次第です。
お互いに信用する関係性を作る事が出来れば、それまで“会社対会社"だった関係も"人対人"へと変化します。
入口は会社の看板ですが、結果的には自分個人が信用される存在になれると言う訳です。
私は、これってすごく得だと思うんですね。
※もちろんキックバックやリベートの様な、不当な利益を受ける事は論外です。
本物の人脈を作る事が出来れば、将来的に会社の看板を外した時でも、味方がいる状態でスタート出来るのです。
そうすれば、割と何とかなる様な気がします。
逆に、会社の看板が無くなったら終わる様な人脈しか無かったとしたら、それはそれで虚しく感じてしまいますね。
先を見据えながら組織で働く
まとめとして、私は今後も退職するまでは「組織力を最大限に利用して個人的な利を得る」ことに注力しながら働いていこうと思います。
これは極論ですが、会社に損失を与えない限り「懇意にしてくれてる人のためになら利益が出ない事にでも協力する」つもりです。
当然それは、会社的にはまったく意味がない仕事になるのでしょうが、個人的には大いに意義のある仕事です。
おとなしく利用されてるフリをしながら利用する。
結局のところ、今は会社と騙しあいをしてるのかも知れません。
実際はどうなのでしょう?
10年後に答えが分かるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました