派遣コーディネーターの本心を暴露

2021-10-07

私は現役派遣コーディネーターとして、日々の業務をこなしている訳ですが、

自分は良いコーディネーターだなんて微塵も思ってません。

むしろ、他の方のサイトなどで

駄目なコーディーネーターとは！

と紹介されてるパターンにズバリ当てはまってる事が多々ありますから。

本日は正直に、私の思考を包み隠さず”暴露”します。
※あくまでも1人の派遣コーディネーターの意見だな。程度に思って受け止めて下さい。

人材派遣のコーディーネーターが本音を語る記事はこちら↓↓↓

派遣コーディネーターの仕事についても書いてます ↓↓↓

スタッフの選別

コーディネーターも人間ですから、合う合わないは絶対にあります。

それ以上に、私は仕事を損得で考えるので、登録・面接の時点である程度の選別（仕分け）を行ってます。

極端な例を挙げてみましょう。

面接をしたある方が、”心の病をかかえていた”とします。

病気の症状も落ち着いており、とても前向きに頑張ると言ってくれてます。

優しいコーディネーターなら、その方の社会復帰のお手伝いをしてあげよう。と思うのでしょう。

しかし私は違います。

採用しません。

※当然ですが、差別はしません。

なぜなら、就業後に病気が再発して結局は出勤が出来なくなり、お客様にご迷惑をかけるような可能性があります。

その可能性はリスクでしかないんですよね。

そして、そうなるまでにかける時間、コスト、損失を想定し、総合的にマイナスになると判断した場合は事前に回避します。

その人を派遣する事が自分にとって、最終的にプラスになるかマイナスになるかを判断するのです。

ただし、会社のコーディーネーターは自分だけではありませんし、人材不足によりスタッフの確保に困っている他のコーディネーターもいますので、そのまま引継ぎしちゃうパターンが多いのが現状です。

嘘で釣るような事はしない

前項でも話しましたが、あとあとトラブルになる様な事は絶対にしません。

喋るのは割と得意な方ですが、上手く丸め込む様な事はしないのです。

条件面、派遣先の雰囲気、仕事の内容、契約期間、その他もろもろ．．．

真実のみを話します。

なぜなら、嘘で釣って働いてもらっても、得を出来るのなんて一瞬なんですよね。

結局、最終的に自分の首を絞めるだけです。

・辞めたいと言われて相談に乗る
・条件が違うと文句を言われる
・遅刻欠勤が多くて派遣先から苦情を受ける
・結局辞めて、代わりを探す事になる

上記の様にしかなりません。手間ですよね。

私の場合は、何ならメリットよりもデメリットを念入りに説明します。

それでも働きたいと言う意思が揺るがないのであれば、少しは安心材料になりますからね。

フォローは必要最小限

これが結構、他の方のサイトやブログを見ると悪い例として挙げられてますね。

あるサイトでは「ほったらかし」などと書かれてました。

それについて言わせてもらうとすれば、頻繁にフォローが必要な人、求めてくる人ほど能力が低いです。

通称「かまってちゃん」です。

優秀なスタッフさんほどフォローを求めてこない傾向にあります。

・能力がバツグンに良い＝なるべく邪魔せず仕事に専念してもらいます。
・休まないし放ったらかしでも文句を言わない＝すばらしいです。

さっきも言いましたが自分で採用したくない場合は、他のお世話好きなコーディーネーターさんに回しちゃいます。
※人材を探してて困ってる場合にです。決して押し付けたりはしません。

コスパが良くて最強の管理方法は、無駄なフォローが少なくて済む事だと思ってます。

オートマチックに回ってる感覚です。

会いに行くのは極力減らし、フォローはTELやLINEで十分です。
※予期せぬトラブルが起きた場合や、既に信頼関係の構築されてるスタッフさんが困ってる場合にはモチロンちゃんと対応します。

ただし、期日があるものの連絡だけは絶対に遅れない様に心がけてます。

スタッフの意思を尊重する

これも良し悪しだと思いますが、退職の申し出があったとしましょう。

私は基本的に引き止める事はしません。

「去るものは追わず」

冷たいと思う方もいるでしょう。

しかし、普段からの兆候で辞めそうか続きそうかは大抵判断できてるからです。

「かまってちゃん」は、会ってなくてもTELやLINEでサインを出してきます。

1度辞めたくなった人って、その時は仮に引き留めて繋ぎ止めたとしても、いずれまた辞めたいと相談してきます。

私の経験則からですが、ほぼ99%がそうなります。
※稀に残りの期間が短ければ乗り切れる事はあります。

繰り返しそんな事をしてる位なら、別な人を採用して派遣した方が効率が良いと思いませんか？

※あくまでも自己都合やワガママで辞めたいと相談してくる人に関しての話で、大半の理由は以下です。
・仕事が辛い
・単純に飽きた
・人間関係に耐えられない

モチロン派遣先に問題がありそうな時は、しっかりと事実確認をして苦情の申し出を行います。

どうでしたか？失望しました？

まぁ、私には向いてない仕事なんだと思います。

長く働いてる事により、より効率的に働く事しか考えなくなってしまいました。

ただ、明確なデータやエビデンスがある訳ではないですが、付き合いのある同業者の方と話してると、ほぼほぼ本音は同じ様な感じですけどね。

表向きは綺麗な言葉を並べて親切そうに振る舞いますが、派遣コーディネーターも人間ですから、基本的にはこの考え方の人が多いのが現実です。

これはタブー中のタブーですから、絶対に派遣スタッフには知られない(気付かれない)様に心がけてます。

最後に

極論ですが、私は勤めてる会社が繁栄しようが潰れようが興味がありません。

組織で働くのを止めたい訳ですから当然ですよね。

営業マンは「自分の給料の3倍は稼げ」とよく言われますが、それくらいは余裕で稼いでます。

逆に、10倍稼いでも給料が10倍にはなりません。

会社の業績を本気で良くしたいと思ってるコーディネーターって、中小企業で出世したい人か、大企業の社畜くらいじゃないのかな？

夢が無くてごめんなさい。

本日はかなりの本心を書いてしまいました。

もう派遣会社のASPの審査は通らないかも．．．

正直に書く方が気が楽なので、今後もしばらくはこのスタイルで行こうかと。

気が向いたらまた、暴露話をさせていただきます！

本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。