実はヤバイ!理想論を語る人【あなたのリーダーは大丈夫?】
前回の記事で、私が「現実主義」であることは分かっていただけたと思います。
前回の記事はこちらです↓↓↓
今回は、”理想論を語りがちな人のヤバさ”について書いていこうと思います。
理想論とは
そもそも理想論って何でしょう?
以下goo辞書より
現実の状況は考えに入れず、理想だけをいう意見や主張。
「現実の状況を考えに入れず」ってところがポイントですね。
最近、SNS上では夢や希望に満ち溢れた言葉が飛び交ってます。
言うのはただですし、ポジティブな言葉であれば誰も傷つけませんからある意味では合理的です。
理想を掲げる人の心理
理想=こうだったら良い
と誰もが分かっている夢や幻想の様なものなので、正論である事がほとんどなんですね。
ですから、正論を言われると周りは反論しづらくなってしまいます。
実は、これこそがマウントを取るための常套手段なのです。
私の上司もよく言います。
「理想がないと素晴らしい結果は生まれない!!」
と。
そりゃそうだけど...それで?
って話です。
問題は、理想が現実になる可能性です。
ネガティブな発言を発信してる人と、ポジティブな発言を発信してる人では、圧倒的に後者が有利なのはお分かりいただけると思います。
あなたの会社には現実と向き合わず、理想ばかり語っているような上司はいませんか?
もし、いる場合は要注意です。
それって本当は現実を直視できてないか、直視したくないために逃げている可能性が高いって事を覚えておいて下さい。
理想と現実について
上でも書きましたが、理想を語るうえで大事なのはそれが実現可能なのかどうかじゃないでしょうか?
ここで大げさな例え話をしてみましょう。
「人間には寿命があるが、きっと無くす方法があるはずだから必死に考えるべきだ」
なんて言われたとしたらどう思います?
どう考えても無理ですよね?
モチロン長生きしたい人が皆長く生きれる様になれば良いことだとは思います。
ただ、それは単なる理想(願望)であって現実的じゃありません。
そんな事は考えるだけ時間の無駄なので、最初から寿命があるという事実を受け入れて”限られた時間内でどれだけ幸福な生き方をするか”を考える方がよっぽど現実的です。
この例はちょっと極端すぎますが、この様に中身の伴わない理想をかかげる事はほとんど無意味なのです。
じゃあどうする?
とは言え、会社の上司にむやみやたらに盾突くわけにもいかずに困っている人も多いでしょう。
そんな時にどうすれば良いか?
簡単です。
こう言ってみて下さい。
「その考えは素晴らしいと思います。ただ、私にはどうすれば良いのか分かりませんので具体的な方法をご指示いただけますか?」
理想論が大好きな上司はおそらく、
「んーそうだなぁ。俺も一緒に考えるから前向きに頑張ろう」
とか言って、あいまいにして終わりだと思います。
現実を見てない(見ないようにしてる)のですから当然です。
賢く生きるために
誰にでもこうだったら良いな、こうなって欲しい、という願望はあります。
ただ、そんなに簡単に実現できるほど甘くはありません。
まずは、理想は無視して自分が置かれている状況を理解し、現実的にどうするべきかを考えましょう。
無理なものは無理。
出来ることの中から最適な方法を選ぶのです。
そのうえで、夢のような理想ばかり語る人の事は馬鹿なんだな。と見下して賢く生きましょう。
なるべく自分が楽になる方法を考えて現実と向き合えば、幸せな生き方が出来ます。
是非、試してみてください。
はい、本日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。