【裸の王様】周囲をイエスマンで固めるリスク
私の働いてる会社にはイエスマンが多くて、正直「何だこれ?」って思ってます。
実は、私が勤務している会社は所属している人材派遣の部署だけでなく複数の事業を展開している会社のため、それぞれの部署が集合して1つの会社を形成してます。
さらに、
部署★>部署▲>部署●>部署◆
と、売上規模によっての暗黙の序列があります。
売上規模の大きい順に力を持っているので、上記の様に部署★のトップの意見が絶対となります。
基本的にはトップダウン方式なので、
社長→各部署トップ→配下社員
こんな流れです。
まぁ面倒くさい会社であることは分かっていただけると思います。
イエスマンとは?
どんな指示にでも素直に従い、「はい、かしこまりました」と引き受ける人をイエスマンと言います。
ときには、上司の機嫌取りやごますりをしてポイントを稼ぐことで出世を狙っている人もいます。
上司にとっても部下が従順に従ってくれると、気持ち良く仕事が出来ますからね。
でも本当にそれで良いのでしょうか?
絶対である上司が間違ってる場合もあるでしょうし、他にも良い仕事の進め方があるかもしれません。
上司が聞く耳を持たなくて意見を言うことが出来ないのであれば、良いアイデアを一つ潰してしまうことになります。
もっともパワハラまがいの上司であれば、部下は萎縮してしまい意見も言えませんが。
上司のマネジメント力が適切でないと、言うだけ損、何を言っても無駄、という空気が生まれ誰も間違いを正さなくなってしまいます。
裸の王様
童話「裸の王様」は、王様がバカだ!という印象が強い話かもしれませんが、”集団の意見に同調せずに真実をハッキリ言う人が必要ですよ”という教訓が含まれています。
大人は事情や忖度を考えがちですが、間違っていることは間違っていると言わないと、取り返しのつかないことになってしまいます。
「裸の王様」には人を見極める目を持つことも教訓として盛り込まれていて、子ども向けだと思っていた童話ですが大人にこそ読んでほしい本です。
イエスマンばかりで周りをかためてしまったら、進む方向を間違えた時に軌道修正できなくなってしまいます。
これが本当の恐ろしい理由です。
周囲をイエスマンで固めた末路
イエスマンばかりが残った会社は、時すでに遅しという状態になっていることもあります。
そりゃそうですよね。
誰も進言しないのですから、トップが判断を間違えたらおしまいです。
さらに、イエスマン社員は会社への思い入れや、仕事に対するやりがいも無いので、離職率も高くなりがちです。
何でも言うことを聞いてくれるイエスマンの部下を持った上司たちは「自分は部下と上手く関係を築けている」「自分にはマネジメント能力がある」と勘違いしている人も多いのですが、当のイエスマン社員は心の中で上司のことを馬鹿にしたり、憎んだり、哀れんだり、はたまた完全に興味を失ったりしていることも珍しくありません。
周囲をイエスマンだけで固めると言うことは、会社の成長のチャンスを潰すということを意味します。
そうなる前に、一度上司には本気で意見をぶつけてみた方が良いでしょう。
それができない様な会社であれば、去ることも検討しておいた方が良いと思います。
どうでしたか?
イエスマンで貫き通すのも一つの生き方でしょうから、否定はしません。
ただ、それが本当に幸せでしょうか?
嫌でイエスマンをやってる人は1回ダメ元でぶつかってみて、それでも会社や上司が聞く耳を持たなければ、見切りを付けて次の道を歩み始めましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。