おすすめ小説 厳選5冊!!その2

読書の秋です。

皆さん読書してますか?

私は買ったのに読んでない本がたまってきたので、時間をみて年内に読んでしまおうと思ってます。

さて、小説シリーズも2回目です。

今回も5冊に絞ってご紹介させていただきます。

それでは行きます。

「鉄の骨」池井戸潤

一つ目はおなじみの池井戸潤作品から。

主人公の富島平太は中堅ゼネコン一松組で働く25歳の熱血男。
大好きな現場で働いてたある日、営業へ行けとの辞令が出ます。
移動先の営業課は「花の談合課」と揶揄されている激務の部署でした...

「談合とは何か」「談合はなぜなくならないのか」を世に問う作品です。

今も平然と談合が行われている世の中。
この作品を読んで、私も色々と考えさせられました。

仕事で年度末には入札が...

「孤狼の血」柚月裕子

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員失踪事件を追う。
心を揺さぶる、警察vs極道のプライドを賭けた闘い。

こちらの作品も映画化されてますね。

主演に役所広司、松坂桃李と豪華顔ぶれで圧巻の演技を見せてくれてます。
その後シリーズが続いているので、続編はこれから読んで、観て、楽しむ予定です。

肝心の内容は警察だけどヤクザ顔負けな刑事と、新人刑事の話です。
二人の関係性がだんだんと変わっていき、最終的には...

是非、読んでみて下さい。

「真実の檻」下村敦史

大学生の石黒洋平は母の遺品整理の際、本当の父親が元検察官で『赤嶺事件』と呼ばれる殺人事件を犯した死刑囚であることを知る。
父の無実を信じる洋平は、雑誌記者の夏木涼子と『赤嶺事件』を調べ始めるが...

死刑制度の有無や、冤罪事件の可能性、裁判官の良心などのテーマが強く響いてきます。
特に冤罪に関する問題を、多角的に捉えわかりやすく表現している作品です。

冤罪は、我々もいつ巻き込まれるか分からないですからね。

ありそうな話の分、リアリティがあり楽しめました。

「恥さらし」稲葉圭昭

犯罪者へ転落した「エース刑事」の懺悔。
9年の服役後、腐敗した警察組織のすべてを明かす。
圧倒的迫力のクライム・ノンフィクション。

こちらは以前、おすすめ映画・DVDで紹介した「日本で1番悪い奴ら」の原作です。

もちろん映画も面白いのですが、小説は更に詳しく説明が書いてあるため、読み止まらなくなりました。

本当にフィクションじゃないってのが驚きな内容ですよ...

原作、映画、どちらもオススメです。

「アキラとあきら」池井戸潤

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。
生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。
やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。

大企業の社長の息子、つぶれた零細企業の社長の息子、2人のアキラ。

2人が銀行マンになるまでのいきさつがだけでも読み応えがありましたが、後半の2人で一つの事案の解決に望むストーリーには完全に引き込まれちゃいました。

流石は池井戸作品って感じです。

2回目の今回は、以上の5作品です。

小説はまだまだシリーズ化していきたいと思います。

最近だと「池井戸潤」は民王の新刊が出てますし、駅伝がテーマの新連載もスタートしたみたいですね。

前回のおすすめで紹介した「伊岡瞬」の別作品も、実は今読んでる所です。

ブログに時間を全て使うのも良いですが、読書の時間は確保して感性を磨きたいと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Posted by コージ